Spending all my 〇〇

Perfumeと日常の事を綴るブログ!良かったら暇つぶしに読んでね。

時の針を刻むために

Perfumeと生きる。

その想いやテーマをどう体現するか。

そんなことを考える日々に一筋の光が差した。

 

Perfume Closetから腕時計がリリースとなった。

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その情報を知った私はこの商品だけは絶対に手にしたい。

子供の頃に抱いた「〇〇するからこれ買って!」という交換条件を提示してまでも買ってもらいたいおもちゃができた時の気持ちを思い出すほどの物欲に駆られた。

 

それから時計を手にした時のことを想像した。

そっと慎重に腕時計をつけて、Perfumeの友達との集まりに行く自分。

普段よりジャケットスタイルキレイ目コーデで、チラリと左手首から覗くヤツ!

同じ仲間たちに向けて、そっと左手首を向ける俺。そしてみんなで腕時計の話で盛り上がる。

 

お呼ばれした結婚式。

普段着ないスーツに合わせるのは、もちろんこの腕時計。周りの人に気づかれなくてもいい。自分がこの時計を身につけているという満足感。

晴れの日に相応しいスタイルを引き立ててくれる腕時計の存在。

 

自分の中でこの時計をつけようと思った時。

きっと自分に自信がなかったり、Perfumeに寄り添って欲しいと思う時なんだろうな。

そっと左手首を見ればそこにPerfumeの3人がいてくれるような安心感。

 

そんなことを思った。

この時計があることで自分の人生がどれだけ豊かになるか。

 

先述の通り自分は普段からスーツを着る仕事でもなく、腕時計を着ける習慣もない。

かねてから、「大人になったらいい腕時計を持つ」という憧れのような目標が自分の中にあった。「いい腕時計」といっても名だたる高級ブランドのものではなく、シルバーの蛇腹の腕時計という漠然としたイメージ。

しかし就職してもすぐにその時計を購入するということはなく、優先順位のリストにも入らないくらいに時計のことは頭になかった。だってそこまでして欲しいと思う事がなかったから。

 

そんなことを言いつつも自分の中で時計に関する思いが加速する出来事もあった。

 

2年前の夏。祖父が亡くなった。

おじさんが「ほれ」と私に祖父の使用していた腕時計をくれた。

自分が憧れていた、シルバーの蛇腹の腕時計だ。

決して高級ではない。ホームセンターのレジの近くにあるであろう、クルクル回る架台に吊り下げて売っているような安い腕時計だ。

留め具の裏には土埃がついている。全体的に傷もついている。

農作業に勤しむ祖父の姿が思い出される。

その汚れを落としてはいけない気がした。

自分がその時計を持つということは祖父の思い、孫の自分に譲ってくれたおじさんの思いが込められている気がしたから。

(なんかいい話みたいになってるけど、決して高い時計ではないので、電池が切れてこの間気づいたら時計は止まっていましたけどね。笑)

 

そして自分に重ねて考えた時に、自分が生きた証はなんだろう。

まだ見ぬ自分の孫に残せるものはなんだろう。なーんて物思いに耽る夜を過ごしました。

 

販売方法を聞いて、ショックな気持ちになったのは今は昔。ここだけの話です。

平日11時から店舗、ネットでよーいドン。1000個限定の販売。

自分はわがままでどうしようもない小さな人間。自分がこの日に休みであったら、手放しで喜ぶはず。4月19日にポップアップショップの案内が発表されて、有給をとって現地に向かうことを決める仲間たちが素直に羨ましくてたまらなかった。同時に、自分はそれができない無力感。こんなにも時計を欲しいのに、購入するためのスタートラインにも立てない悔しさ、寂しさが強く押し寄せました。なんでそんなことするんだよ!ひどいよ!なんて、スーパーのお菓子売り場で寝転んで泣き喚く子供のように退行しそうにもなりました。笑

 

しかし現在自分の手元には、光り輝くとっても素敵な腕時計があります。欲しいPerfume Closetの腕時計を手にする事が出来ています。

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それは、仕事後に全力で急いでラフォーレ原宿に向かったから。

ラフォーレ原宿で現地の様子を開店から逐一報告してくれた、半公式中の人がいてくれたから。

ポップアップショップで自分に腕時計を試着させてくれたとてもお美しい店員さんがいたから。

統括さんがポップアップショップで腕時計を売ることを決めてくれたから。

時計を作ってくれた人がいて、運んでくれた人がいて、Perfume Closetコラボにすることを決めてくれて、、、、何よりPerfumeがいてくれたから。今の自分がこの腕時計を手にする事が出来ているんです。買うことができないと思っていました。本当に本当に感謝しかありません。関わってくださった全ての方へ感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。

 

これだけの思いを今回のPerfume Closetの腕時計には込めていました。

紙袋に入れられた腕時計を手にする事が出来た時は本当に嬉しくて嬉しくて。目頭が熱くなるという経験を久しぶりにしました。

でも、ラフォーレ原宿で泣いてる異常独身男性がいたら通報されかねないですね。

ギリ泣かなかったです。

 

Perfumeと生きる」を自分が体現する方法の一つとして今回の腕時計があります。

でもこれはあくまでも、自分の勝手な表現ですし自分だけの世界の話です。

今回の腕時計を飾る人、毎日使う人、誰かにプレゼントする人、買わない選択をした人。

それぞれがPerfumeと生きている毎日があります。

 

今回の買い物は自分にとって、とても勇気のいる買い物でした。

でも、値段以上の価値がこの時計にはあると見出す事が出来ました。

そもそも値段云々ではない「思い」がこの商品には込められていると思います。

Perfumeがみんなの毎日に寄り添う」

そんなコンセプトから始まったPerfume Closet。

寄り添ってくれるPerfumeを感じるだけでなく、自分からPerfumeに寄り添っていきたい!と思います。

 

Perfumeと生きる毎日は、ファンの数だけそれぞれPerfumeとの距離感、生活スタイルがあると思います。Perfumeを好きなだけで、楽曲を聞くだけで、口ずさむだけで、3人の姿を見るだけでも幸せな毎日です。私が私自身をより幸せだと思える日々を実現するために、今回は腕時計をこんな必死になって求めました。

 

だってPerfumeのことが大好きだから・・・!!!

みんなもそうじゃんね。

それだけでも幸せ。

 

さぁ、この時計と刻む日々。

どんな未来が待っているかな!!!!!!

つづく!!!!!

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