Spending all my 〇〇

Perfumeと日常の事を綴るブログ!良かったら暇つぶしに読んでね。

おどるとは何か

 

ということでLucky Kilimanjaroのライブ(野音)に向けたオリエンテーションを行いたいと思います。(???)

 

Lucky Kilimanjaroのコンセプト

Lucky Kilimanjaroとは

Lucky Kilimanjaroは、同じ大学の軽音サークルで出会った6人で結成された。彼らが自ら考案し、掲げる「世界中の毎日をおどらせる」というバンドのテーマは、Lucky Kilimanjaroの音楽性と精神性を如実に反映した言葉である。彼らがおどらせるのはライブハウスやクラブのフロアだけではない。昨日から今日へ、そして明日へ。連続する日々を、そこにある私たちの生活と心をも、Lucky Kilimanjaroはおどらせる。
https://luckykilimanjaro.net/biography/

オフィシャルサイトより 

 

「世界中の毎日をおどらせる」 

まるでヒーローのようなこの文言。

そもそも「おどる」とは何か。

そんな哲学的なことを考えたくなる。

それはLucky Kilimanjaroのライブに行くことで…わかる!

 

Lucky Kilimanjaroの音楽

Lucky Kilimanjaroは6人組のバンドだ。

キャラクター豊かな6人組。

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左から

松崎浩二 ジーコ(Gt)

柴田昌輝 しばちゃん(Dr)

熊木幸丸 ゆきまるさん まるさん(Vo)

大瀧真央まおたき(Syn)

ラミ(Per)

山浦聖司 いのっち(Ba)

 

ギターのジーコさんは歌のお兄さんのようにライブ中は激しく踊ってるし。いつも長袖だし。

パーカッションのラミちゃんは愛くるしいルックス、憎めないキャラ、MC中とかなんか食ってるし。

ドラムのしばちゃんはイケメンで力強いドラム叩くし。

ベースのいのっちはベースもするし、キーボードもするしライブ中いろんなことしててみてて面白い。なんでいのっちなんだろう。

シンセのまおたきは立ってるだけで可愛いし、煽るとかっこいいし、エゴサの鬼だし、とにかく可愛いし、美人だし、可愛いの!すき!

ボーカルの幸丸さんは優しくて、強くて、かっこよくて、でも可愛くて、ダンサーです!

こんなメンバーがLucky Kilimanjaroの音楽、ライブを形成する。

 

ダンスは自由です!

自由に自分のやり方でおどろう!

 

幸丸さんがライブ中に10回(いやもっと?)は言ってるワード。

 

自分がLucky Kilimanjaroを好きになったポイントのひとつである。

 

ライブといえば各アーティスト鉄板曲があって、ファンとアーティストが作ってきた”お決まり”の振り付けやノリがある。タオルを振り回す曲や、あるポイントで飛ぶ曲、説明はないものの歌う部分、メンバーの名前を呼ぶ部分・・・

 

それらがどれだけ楽しいものか、自分も知っている。

が、自分の楽しみ方があってもいいはずだ。

そんなことを思う時もある。

 

自由におどるって何? 

それぞれが描いたストーリー 思うままにやっていい

I’m not dead より

 

Lucky Kilimanjaroの音楽はダンスミュージック。

響くビート、歪むギター、ドラムのリズム、弾むキーボード、うねるシンセサイザーの音色が楽曲となり、心揺らし気づけば身体を揺らす。

そして、幸丸さんの歌詞。

これがLucky Kilimanjaroの曲の魅力だと私は思う。

生活を切り取った日常的なシーンに、幸丸さんの心情を言語化した、素敵な優しい言葉たち。

それらが連なり歌詞となり心に沁みる。

気づけば口ずさむどころではなく大声で、とにかく大声で幼稚園児の時みたく歌う自分がいる。

そしてその詞を噛み締めて気づけば涙が流れる。

そんな心あらわれる真っ直ぐな歌詞と心弾ませる音楽。それをデカい音で浴びることができるLucky Kilimanjaroのライブは本当にいいものね・・・たまんないよ。

 

Lucky Kilimanjaroのライブの楽しみ方

 

それでは今回初めてLucky Kilimanjaroのライブに行くよ〜というお友達に向けて!ラッキリのライブの楽しみ方を説明します!!

 

自由です。

 

                                                                                 

 

いや、本当なのよ。

なにも説明することもそこまでないのよ…

 

思うままに楽しむの。

 

本来のライブってそれで良いと思うんだ。

 

例えばB'zさんのライブで

ウルトラソウルでウルトラソウルっ!ハァアアイ!

ってジャンプするのは行ったことない自分でもわかる。

でもジャンプしないと「分かってない」とか「新参者」とか「ノリが悪い」とか思われそうじゃん。

周りのファンにも、ステージの上の松本さんにも稲葉さんにも。

 

で、さ。

実際ライブで踊ったりって恥ずかしくない?

今はそんな気持ちを思い出す方が難しいくらいなんだけどさ。

 

人生初ライブの時ってなんか恥ずかしくなかった?

曲に合わせてノッたり手あげたり。

 

もっと遡ると音楽の時間って真面目にやってると笑われたりしなかった?なんか歌うことが恥ずかしいというか、そういう自分が人前に晒されていることが。

 

だから。

今もその気持ちを持ってる人多いと思うのよ。

踊ったりしなくたって、歌ったり、お決まりのノリをしなくたっていいんだよ。

 

ただ、なぜ、人はライブに行って、跳んだり跳ねたり、歌ったりするのか。

 

楽しいから。

 

それに尽きると思います。

ウルトラソウル!の時に腕を組んで見てるのもありでしょう、座ってたっていいさ。

 

でも、立って、会場のみんなとタイミングを合わせて、その時思いっきり跳んだ方が楽しいんだよ!

 

だから…ビッグダンスをしちゃうんだよねぇ😥

 

まあ、しのごの言っても仕方ないのでこちらをご覧くださいな。

スキップも2倍速もせずに通して見ることをおすすめ!

 

Lucky Kilimanjaro - YouTube

まずはYouTubeチャンネル登録よろしくね!

夏フェスまでには10万人いこう!

いきたいね!ね!(???)

 

Lucky Kilimanjaro 「350ml Galaxy ~ HOUSE ~ 辻」from "TOUR Kimochy Season" @豊洲PIT - YouTube

 

Lucky Kilimanjaro 「Burning Friday Night ~ 週休8日 ~エモめの夏 ~ 千鳥足でゆけ」from "TOUR Kimochy Season" @豊洲PIT - YouTube

 

Lucky Kilimanjaro 「Kimochy ~ 果てることないダンス ~Heat」from "TOUR Kimochy Season" @豊洲PIT - YouTube

 

これがLucky Kilimanjaroのワンマンライブのワンシーンです。

 

どう?

もう踊っちゃったよーって人いる?🙋

画面の前で踊っちゃった〜ぼく、わたし踊っちゃいました〜😥って人🙋

 

いるよね。踊るなっていう方が難しい。

絶対に踊ってはいけないLucky Kilimanjaroのライブとか今年の年末やりませんか?(やりません)

 

そして前回の野音の様子を20分以上伝えてくれるティザーがタダで公開されています!!

なんなのもう🥹ありがとうが止まらない🥺

 

Lucky Kilimanjaro presents.

YAON DANCERS -Teaser-

太陽/350ml Galaxy/ HOUSE...

 

https://youtu.be/2YR4xqij0Yo?si=uhaJgwdiM44jBxjl 

 

ここまで見たらもうLucky Kilimanjaroのライブの予習は完了☑️

 

しかーし!最近の曲で抑えておきたい曲もちらほら…

 

後光、でんでん

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_my2T4KB-DCqc7yhSpS61ckaiAWRaKVy-s&si=xyzNG2MoZyA1vmrC

後光。

夏にぴったり。夏曲だけどいつ聞いてもこの爽やかさ、メッセージ性のある歌詞。沁みるなぁ…

23夏ラブシャを思い出して泣けてくるまである。良い歌。

 

でんでん。

こいつぁ…ライブで凄まじい爆発力で会場をブチ上げる怪物。冗談抜きでこの曲が始まったら会場の温度が2℃は上がる。(気がする)曲が進むにつれて脳汁が止まんなくなるヤバい快感を是非!頭空っぽにして地団駄を踏むように飛び跳ねるしかないから🥹

クラップが揃うあの気持ち良さ…本当に言葉にならん

 

無限さ、靄晴らす(もやはらす)

https://youtube.com/playlist?list=OLAK5uy_ml09gftpOogkPJ3StQCxuIQkYP5VzVwm8&si=oZ6O3RKxsea8v5e5

みんなが今イメージしてるただただブチ上がる爆踊りの曲だけじゃありませんよ〜!

聞いてみてちょ。

 

…あれ?メロディが優しい…歌詞がいい。

でも…なんか踊りたくなるのよね?

それがLucky Kilimanjaroの曲の不思議なの!

 

もうこれ以上の説明はいらないよね!

曲を聴き込んでも、聴き込まなくても、メンバーの名前と顔が一致しなくても、ライブが終わったらこの6人が絶対に幸せな気持ちにさせてくれるから!

もっと幸せな気持ちになりたかったら…俺と一緒にビッグダンスをかまそうぜ!

肩でノるだけだって、手を挙げるだけだって構わないさ!

ダンスは自由だって幸丸さんが言ってくれてるんだから!!

日々の責任や役割、世間体や人目、キャラクター…そんなものを2時間ちょっと置いといてLucky Kilimanjaroと素敵なファンの人たちと踊ろうぜ!!!

本当にLucky Kilimanjaroのファンの人って優しいんやで。自由をしっかりと理解して周りの人を思いやって思いっきり楽しんでるんだよ。クソデカビッグダンサーも、ゆらゆら音を楽しんでる人も、互いに尊重しあってる空気がフロアに漂ってるの。

あったかいんだよーーーーーーーーほんっとに。

自由ってこういうことか…!って勉強になる。

 

もう、これ以上魅力を言語化するのは難しいよ。

ライブに来たほうが早い。

自分の目で確かめて欲しい。

 

じゃあ!会場で!

ダンスは自由です!

自分のやり方でそれぞれのやり方でやろう!

君が踊り出すのを待ってる - YouTube

〜リキッドルーム あの夜をもう一度 2024 〜2日目レポ

思い返せば昨年11月末。

P.T.A.15周年を記念して企画された15のやることリストの中の1つ“あなた”のお願い叶えちゃうかもしれない企画として「P.T.A.検定試験2023」の開催が決定。その翌月には検定試験が3日間にわたって実施された。

発表直後に思い出す2015年のサミットに向けた試験の難易度。ヤケクソになって解いた記憶。

もちろんサミットには参戦できなかったあの記憶。

心の中では始まる前から今回もどうせダメだろうと、少しだけ諦めかけていた自分がいて。2015年あの頃と違うのは、共に戦えるライバルとなる仲間たちがいること。

#PTA検定試験対策問題集 のツイートで己の知識をツイートで出題したり、ある人はブログを全て読み、会報誌を全て読み、かもしれない相談室を聞き。。。試験に向けた各々対策を行ない来たる試験の日まで過ごした。もちろん何もせず試験を受ける人もいて、人それぞれのスタイルがとても愛おしいまでもある。

 

いざ試験の日も緊張しつつ蓋を開けてみれば難易度の高い問題たち。

今までのブログや、連載コンテンツ、ラジオなどPerfumeの隅から隅まで網羅していても正解は困難な問題たちもあれば、自分自身の思い出に重なる問題も出題されたりと、受けていて楽しかったな〜という思い出に変わった。試験終了してみると出題された問題が異なり、何その問題?!なんてなる場面も。

 

中でも印象に残っているのは

メンバーの問題。

 

あ〜ちゃんが好きな肉の焼き方?  

…ん?

かしゆかの愛猫リヨンくんが今1番好きなご飯の味は何味? はい?

のっちが中学時代1番楽しみにしていた授業は?  ………え?

 

もはや実力だけではどうにもならない運を味方につけるしかない試験と化した検定・・・

 

自分は運良く合格をいただき、2月14日のライブへ行くことができました。

でもギリギリでの合格だったのよね。

胸張れたもんじゃないからさ、すごく勉強を頑張っていた仲間たちの姿、残念ながら合格とならなかった仲間たちの姿をみると、自分が行くことに対しての申し訳なさみたいな部分を感じたりもした事実。でも今回のコンセプトは試験の結果で行けるか行けないかが決まるライブなんだもんね。といいつつ、なんだかそわそわしちゃう始末。

 

2月13日の夜。1日目の公演が始まったと同時にスペースを開き、自分の思い、合格を掴むことができなかった仲間たちと気持ちを共有しあったあのスペースはみんなのおかげでとっても有意義なものになったし、行くことができない人たちの思いを聴くことができて、自分自身が奮い立ったものがあった。合格とならず悔しい想いを抱いて13日、14日の予定を変更した人、やけ食いをした人、SNSから離れる人。それぞれの行動があった。

 

しかしそんな人たちからは

「とにかく明日は自分の分まで楽しんできてほしい。」

「自分の行きたかった場所で誰かが代わりに楽しんでくれているはず。」

という素敵な考え・言葉に、自分が背中を押してもらうという無様な始末。自分が行くことに対しての申し訳なさはあのスペースをしたことで消えた。そう思えるような言葉をかけてくれた人たちの分も楽しむぞと覚悟を決めたのでした。

本当に素敵な人たちと繋がれているな。

嬉しい気持ちでいっぱいでした。ありがとう。

 

そして迎えた当日。

今日は遠征もする必要のない都内でのライブに気が緩む。しかし心は浮ついている。洗濯物を干す手に力が入る。

開場の3時間以上前に家を出る。

駅までの道、梅の木に花が咲いていることに気がつく。

 

Perfumeに会える日は、見える景色がまるで違う。

 

恵比寿駅に到着し、ホームを歩いているとライブ当日あるある。Perfumeのグッズ、服を身に纏った同志を見かける。

 

しかしこの同志見覚えがありすぎる。。。。。

某王🍼と前日参戦済の某人に遭遇した。

とりあえず無言でぶつかっとく。これが我々の挨拶だ。

無事に塩化(エンカウントのスラング)を済ませ、少しばかし時間を共にして、一度解散。

 

1人でリキッドルームの中に向かった。

人生初リキッド。

ライブハウスらしい空気が立ち込める空間。f:id:yoshimasa_pank:20240216075522j:image

ここでPerfumeが今日…ライブをする。

不思議な気持ちになった。

階段を登り向かうは物販でLSG24を購入。

f:id:yoshimasa_pank:20240216180151j:image

この時点で開場まで1時間半程度。

始まれば終わる・・・始まらないでくれと願う、ライブ前恒例の感情に苛まれる。

 

覚悟を決め、上着やかばんをロッカーにしまい、免許証・スマホ・600円・タオルを身につけて待機した。幸いにも気温もそこまで低くないため、マイメンTだけでもなんとか大丈夫で。その間も見覚えのあるいつもの仲間たちと遭遇。くだらない話をして過ごす、この時間がライブの良さ。

 

なんて言ってると、自分の整理番号の呼び出しの順番に。自分は400番台で早いとは言えない番号であった。はやる気持ちを抑え、階段を下りていざ場内へ。

 

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衝撃が走る。

 

入場してすぐに感じる”近さ”があまりにも異常だ。

アリーナ10列目以内でも近さに興奮してどうにかなっちゃいそうなのに。

段の部分、前方ブロックが埋まりつつある。

自分は前方ブロック後方の柵のそば、センターのポジションにつく。

 

程なくして、仲間たちの姿が。一緒に待機。

 

最初は一緒にいたのにね。、、、、

 

サカナクション新宝島

フレデリック・かなしいうれしい

NiziU・HEARTRIS

 

などトゥワーの時のようなJPOPが客入れとしてかかる。いつものハウス系でも十分なのに、こんなことされたら楽しくて踊りたくなっちゃうよ!ということでここから楽しむスタイル。1人でもそうなのに、仲間たちがいると余計ね。

 

CAPSULEのSugarless Girlがかかった瞬間、本人登場かのような声をあげてしまったのは俺です。ごめんね。アリーナやホールだったら多分あの声も雑踏にかき消されるレベル。まさか今回もCAPSULEから客入れの曲が来るとは!思わないやない!

 

この辺から、ちらほらと例のコールが始まるわけですよ。

あーちゃーん

のっちー

ゆかちゃーん

これを聞くとあ〜今日もPerfumeのライブが始まるなぁというスイッチが入るわけですよ。

 

そしたらわたくしも何も考えずに叫ぶわけですよ。

 

のんおおおおおちーーーーー

ゆーがぢゃあああああ

あぁああああぢゃあああああ

 

私も力の限りに。腹からやるわけです。

 

どこからともなく

 

ぽぽたーーん べべたーん

MMIKIKOせんせー

もっさーん

ヤスタカ〜!!!

ゆかちゃーーん結婚してーー!

 

今日のコールはめちゃくちゃ。マジでカオス。

みんなの苦笑もシャープに聞こえる。

だってここは1000人しか入らないライブハウス。

みんなとの距離も近くて熱量がもうすごい。

 

もう暑い。アツい。沸るッ!!

 

その想いを表すように手拍子が早くなる。

始まりの合図、影アナが始まる。

 

最初みんなアガリ腐り過ぎて手拍子なんてしちゃって!影アナ中は手はお膝!😡めっ!

みんなすぐやめるあたりPerfumeファンだなぁと。笑

 

この影アナが終われば始まる。

それでは間も無くはじまります。

 

この言葉が開場の温度を4℃は上げた。

 

そして暗転した瞬間に私は前方ブロックに向かった。障害物競走のように柵をくぐり。

 

Baby crusing Loveが始まりながら気がつけば自分は前から5列目程度の場所まで。どセンター!!

少し飛んで手を伸ばせば3人に触れることができる。

 

勘違いではなく現実だ。

 

同志が自分を潰すように、自分が周りの人に溶け込むように。ステージの上の3人を求めて、激しく、強く、欲望のままに音にノり続ける。圧縮がキツい。あまりにもキツすぎる。

でももっとほしい。もっとくれ!!!

そんな雄々しいフロアがたまらなく愛おしい。

 

ふと現実にかえる。

この爆音と圧縮でBcLを浴びながら3人のパフォーマンスを目の当たりにする様・・・

ずっと自分が憧れて夢見てきた光景だ。

中学生の頃に夜な夜なパソコンを開き指を咥えながら動画で見ていたあの光景だ。

 

客席から見る光景はこんなにも苦しくて、こんなにも美しいのか。

 

3人の目の動き。鮮明な表情。

髪の毛の躍動、MIKIKO先生の魂が込められた振り付け、手先の美しさ、ニットから覗くおなか…その全てに感動が止まらない。

自分はもちろん、全てを逃すまいと、我が我がと前方ブロックの人間全員が、手を挙げ、声を上げ、己の存在を示し、この瞬間を全身で捉えている。

 

隣の人に、前の人に負けてたまるか。

 

いや。勝ち負けじゃないことは確かだ。

しかし試験を乗り越え、今日この時間を共にする者として、鼓舞し合うように音にノる。

 

フロアの熱量が尋常じゃなく上昇していることがわかる。あのBcLでメンバーコールが発生していたのも今日の日ならではだろう。

そんな今日しかないライブの空気を吸い尽くす。

 

曲はコンピューターシティへ。

イントロから絶叫が止まらない。

ライブハウスのサウンドシステムを持っても今日の”猛者”たちの声量には敵わない。

最初の数秒は音が聞こえなかった

尋常じゃない圧縮。

フロア全員の気持ちを止めることはできない。3人は涼しげに、笑顔で客席に目をやる。アリーナ、ホール、ドームを埋めるアーティストとなったPerfumeは今この光景を見てどんな気持ちなのだろう。

 

3人とアイコンタクトを取ることができる距離、楽しくて仕方ないという気持ちがあ〜ちゃんの屈託ない笑顔、ゆかちゃんの表情、のっちの合わない目(近いもんね緊張するよね)から想像に容易い。

 

少なくとも自分は2曲目の時点で、もう気持ち良すぎてどうにかなっちまいそうでした。その気持ちを伝えるべく3人のことを見つめ、曲を味わうと5分弱はあっという間に終わります。体感1分くらい。

 

そしてステージ脇にはマイクスタンドが。

次の曲は何か。まさかのファンデーション。

イントロから私は理性を失い、自分の出せる声が最大音量で再生されていました。

あああああああぁあああああ゛あ゛ーーーーーあああーーーー!!!!!!!

あの時の気持ちをなんと言葉に表せば良いのでしょう。

映像でしか見たことのない”ゆかさんぽ” をこれから確実に見れるんですよ。

そしてあのファンデーションですよ。

あ〜ちゃんのっちかしゆか3人のパフォーマンスをできることならこの景色を8Kで録画できる技術を開発してほしいとも祈る。

 

”その時”がきた。

かしゆかが歩いた・・・・あ〜、のちのマイクスタンドの間をてくてくと・・・・

あるいた・・・・・・・あるいてるよ・・・・!!!!

つんとしたお顔で!!!!!!

んぁああAAAAAAAAAあああああああああ゛あぁああああ!!!!!!!

黄色い歓声と野太い歓声がリキッドルームに共鳴する。

 

これは夢に見たなまゆかさんぽ・・・・・・

ことばにならない。のどがちぎれそうになる。ほんとうに喉から血の味がする。

 

うれしい・すごい・かわいい・歴史的瞬間を目の当たりにしている・とんでもない・ゆかちゃん好き・とんでもねぇかわいい・好き すべての気持ちを含めた言葉は

「んぁあああああああああああ゛あぁああああ!!!!!!!」です。

最後の頷くところはPerfumeの可愛いの結晶なんですよ。

 

全て傷を受ける勇気もしないのなら

恋愛なんてすぐ諦めるべきね

 

この歌詞がライブ中に後々響くことになるとは・・・・

 

パフォーマンスパートはここで一旦休憩。

恒例の挨拶からの3曲で圧縮しすぎた前方ブロックの整頓を行うことに。

3人の掛け声と、後方ブロックの誰かのオーライオーライという手招きにより圧縮の解消に成功。

酸素が供給される喜びを噛み締める。

すでにここでぐしょぐしょに汗まみれ。

空調の風が気持ち良すぎてたまんなかったな。

 

あ〜ちゃんが今日のライブについて講話。

「みんな猛者、私たちも、みんなも、スタッフさんも猛者しかいない!」(略)

うぉーーー!!!と更に一体化する会場。

 

5列目程度まで来た自分はステージ袖の音響さんの女性が、あ〜ちゃんの言葉に黙って微笑み、頷いた瞬間にプロとしての魂、チームPerfumeの強さ、愛を感じた。

胸が熱くなる。

 

何も試験に合格した俺ら"だけ"が猛者じゃないってあったかい言葉だなとも思った。

うん。Perfumeの良さってこう言うところ。

 

私は前日の情報を一切入れずに参戦しましたので、掟ポルシェ尊師がスペシャルゲストにいらしたということも知りませんもので。

まずスペシャルゲスト?何するの?

 

という感じだったのですが、今日もスペシャルゲストを呼んでいます!というあ〜ちゃんの一言であの顔が思い浮かんだ俺。まさか!?

 

グランジとーやまさんでーす!

あの時、俺はPerfumeが出てきた時と同等の興奮を覚えた。

っああぁあ!

とーーやまーーー!!!

こーちょー!!!

うおおおお!!!!

本当にとーやまさんのことが好きなのよ。人として、校長として、Perfumeファンとして。

人臭くて、不器用な感じだけど、優しくて、かっこよくて。

せっかく圧縮が解消されたはずなのに1列分は前に進んだ前方ブロックでした。笑

 

ここからはP.T.A.検定試験の振り返りを行うことに。

14日の平均点は59点!という表示が出た瞬間のあ〜ゆかが同じ驚いた顔で顔を見合わせてたのが可愛かったけど、理由は何!?ってなって。

 

どうやら13日公演の人たちの平均点は60点だそうで。今日の方が1点低いということになり、前方ブロックからヤジで「赤点じゃねーか!w」って言ってたニキ面白かったで。そういうヤジ俺は好き。程よいやつ。

 

そのあとは3人は何点だったのかという話になり、あ〜ちゃんさんはサムギョプサルの待ち時間に解いたとのこと。なにこれ、わからん。と言いながら。笑

 

そしてとーやまさんが前列の人にメンバーの点数予想を聞くという、ライブハウスの近さを活かしたコーナーも。あ〜が80点くらいとか予想した人に対して、あ〜はその人に投げキッス!

羨ましいぜこの野郎!と思いながら見ておりました。その次以降当てられた人が高い点数を言ってそれぞれメンバーから投げキッスをもらう流れかと思いきや、2人ともガチで当てに行く始末。

 

あ〜ちゃんさんからも「高い点数をいう流れなのにwwwwファーー」とのツッコミも。

のっちが65点って言われた時の表情。

目ん玉飛び出そうで心配になったわ。

 

まさかのPerfume3人ともが74点!

こういう奇跡ってあるのね。すげえよPerfume

 

で、94点をとった3人の猛者がステージの上にご招待。

羨ましいというより、心底尊敬。すごいなぁという気持ちでいっぱいに。あったかい空気だったね。

 

そこからはとーやま校長の感性が光るコーナーが続きます。

試験の問題を振り返り、その後はPerfumeの3人を対象にした「追試験」のコーナー。

50V程度のモニターに映される画面いっぱいの問題文。さすがとーやま節。

 

うるさい、あ〜ちゃんフル対応しとらんのじゃ!はわかった。

そこのドアから帰れば?はわからなかった。

 

口イントロのコーナー。

とーやま校長が出題した、いじわるなハロー。会場からブーイングが起こる一幕に一体感。

どう聞いてもHurly burlyでしかない。あ〜のちもそう答えたため、正解になったというユルさ。これが校長とPerfumeのなせる技!

 

そしてPerfumeから口イントロを出題することに。

 

あ〜ちゃんが出題することとなっていた段取りの様子。しかしあ〜ちゃんが出題するのに自信をなくして、一回原曲を聴きに袖に戻ったんです。

その間に練習の一環としてゆかちゃんが一問出すことに。

 

 

「トゥーン…」(かわいい)

 

 

「トゥーーン…」(かわいい 2)

「コレイジョウヤッタラワカッチャウヨ‼︎」(ンガワイイイイ🥺)

 

これはマジでわからず。

周りの方々もことごとく外し「…ンぶー🙅‍♀️」ってやられている様子を見て羨ましいじゃねえか!と思いつつ。

 

答えは「edge」だったそうで。

へーってなった。

 

そこにあ〜ちゃんさんの帰還、そして出題です。

 

空調の音が響くのみのリキッドルームあ〜ちゃん

「っth」

が響いたんです。

自分はこの「っth」が自分の脳に刺さりました。

そして自分の脳内のミュージックライブラリの階層の中でSTAR TRAINカップリング、COSMIC EXPLORERの中に収録されたあのCosmic Explorer-mixのあの曲だという自信しかなくて。もう自分には聞こえた。あの曲が。

 

現時点は5〜6列目。

確実にさっきからメンバーと目が合う。

己の右手を脊髄反射で瞬時に挙げた。

しかし、前の人たちに回答権が。

 

しかし軒並み不正解。

 

そしてその時が来た。

ゆかちゃんが手を挙げ続ける俺のことに気づいてくれた。

そこからずっと目を見つめてくれていた。

きれいなきれいな手先を俺に向けてくれた。

 

だーーーーーーーーがしかし!

自分の前方にいた方が自分だと勘違いして回答。

 

しかし!その方も不正解!!!!!!

 

とーやまさんたちはその不正解を処理。

 

その間もゆかちゃんは俺のことを見つめてくれていた。

 

勘違いじゃない。

「あーーーごめんね!そっか!」

「そのうしろの目の合っている 

あなた♡ そう あなた♡」

 

自分も最後の確信を保つために自分を指差しゆかちゃんに確認。

この時点でゆかちゃんと確実なコミュニケーション。

 

その時点で脳髄がとろけ出しているのがわかる。

その時にはのっちも俺のことを面白そうに見ていたのを感じた。

のっちに見つめられるとマジで固まる。

会場が静まるのを待つ。

 

しかし自分には揺るぎない自信しかない。

かろうじて機能する脳が反回神経を伝って俺の声帯をコントロール

「TOKIMEKI LIGHTS!!」

とゆかちゃんに向かって叫ぶ。

ステージセンターにいるあ〜ちゃんに視点を移す。

驚いた顔で…

…!正解〜😳 あの曲の歌い出しのブレスはあたしなんだよ〜!

あ〜ちゃんが俺のことを見つめながら話してくれる。

すご〜い!!!って褒めてくれた。

そして致死量の投げキッス

本当に脳が溶ける感覚を味わった。

 

必死に食べた。ありがとうって拝んだ。

いえーいって腕振ったらのっちがマネしてくれた。

 

ゆかちゃんの拍手、のっちの拍手、会場のみんなの拍手、とーやま校長のおめでとうございました〜!鼓動が多く早く打つ。ふわふわしてマジで気持ち良すぎた。たまらない。この感覚。

 

ラジオの時と訳違う。あの時は電話回線越しに話をさせていただいて。とろけたあの感覚。

今日は目の前にいるんだよ。

もうことばになりません。

 

その後の記憶はすまんマジで途切れてる。

そりゃ仕方ないよ、あんだけの近距離でコミュニケーションとってさ。

脳溶けてるんだから生きてるのが奇跡だよ。

 

ダンスイントロとかやったね。

ゆかちゃんがあ〜ちゃんのミラミュの

んぱぁ〜(*゚▽゚*)」の顔も瞬時に分かったけどもう沈黙を決めた。これ以上自分はしゃしゃってはならぬと。

 

そしてとーやま校長

もう一曲だけ、口イントロクイズ!時間も時間だから!さっと!おねがい!!!!

 

って言って「おいおい!まじかよ〜」と思ったのは秘密。

 

その思いは瞬時に消え去った。

「っ ハッピバースデートゥーユー・・・!」

 

モニターに映し出されるHappy birthdayの文字とイラスト。

 

内山監督が優しい顔でケーキを袖から運び入れる。

 

会場が沸く。

俺は泣く。

でも大声で歌う。

はーぴばーすでーーーーとぅーーーーーゆーーーー小泣

はーーーーーぴバースデー ディア あ〜ぢゃーー中泣

 歌えず   ゆーーーーー 泣

おめでどおおおおお!!!!!

おめでどう!ありがとう!(?)

 

出しうる声を出し切った。また喉から血の味がする。

大好きな大好きなあ〜ちゃんの誕生日をお祝いすることができている。

今年もお祝いできる喜び。自分が今ここにいさせてもらえるという喜び。

全ての感情が渦となり自分の中で涙となって形になる。

きょとんとしたあ〜ちゃんの顔、大きなケーキに喜ぶ顔・・・・全てが愛おしい。

素晴らしいよね。この世にあ〜ちゃんが生まれたこと、Perfumeになったこと。

奇跡を噛み締める時間となりました。

 

ライブとしてこの時点で何分経ってるのか全くわかりません。

体感的には35分くらい。

 

とーやま校長はここで一旦はけて後半戦に突入。

なんの曲が来るのかと思えば、最新の曲もやりたいな。というメンバーの思いが。

 

選ばれたのはまさかのすみっコディスコ。

一瞬にしてリキッドルームが幼稚園に。

 

猛者たちには振り付けの指導は不要。そのまま曲が開始。

今日は普通のバージョンでした。カウントダウンの時のMovieVer.もよかったなぁ。

もっとライブで会いたい。あの曲から始めても、終わらせてもいい。

今回のリキッドルームに関しては立ち上がりの曲として振り付けをしつつ、しっかりとした一体感を生む素晴らしいチョイス!ブラボー!!!!!

 

もうごめん。脳髄溶けてるので記憶が錯誤してますが、P.T.A.のコーナーがここだったかな?

どこだったろう。とりあえずここで書くわ。

13日はコーナーなかったみたいで。そうでない人の異常な声量。

 

はみがきの歌のしゅわー!の後のブレイクのこと。これは本当に会場にいた皆様にとって不快な思いをさせてしまっていたら申し訳ないという深い反省なんですが。

ガリすぎて「イェア‼️」って出てしまったのがあ〜ちゃんに届いてしまい「…w イエッって…初めて聞いたわw… あー面白い…w」という失笑からの「食べたら磨く〜」

あーーーやっちまった・・・・という深い反省。以後気をつけます。

 

マイクスタンドが再度ステージサイドにあった。

そして始まる彼氏募集中。

猛者たちによる熱いヲイヲイでグングンと会場の気温が上がっていく。

アイドルの色が強いこの曲を今のPerfumeがやるという良さ。これはたまらん。

 

今日の彼氏の募集要項は

あ〜ちゃん 

・年齢上で❌お金持ちで❌ 

・爆買い許してくれる人🔺自分のお金では駄菓子爆買いが限界

のっち 

・ゲームする時はほっといて⭕️いくらでもほっとく 

・水場の掃除ができる人⭕️いつでも呼んでくださいどんな水場でもやります

かしゆか 

・海洋生物愛してて⭕️好きやで、調理も得意っす!(ちがう?)

・息止め3分できる人⭕️出来る出来ないじゃない。やる。

全て傷を受ける勇気もしないのなら

恋愛なんてすぐ諦めるべきね

あ〜ちゃんとの恋…諦められません。

マジで気持ち悪いけど、この先、互いに命尽きたとしてもPerfumeとまた同じ時代に生まれたい。

生まれ変わってもPerfumeと過ごしたい。

その時は自分が10年くらい先に生まれて年齢上で、経済的にも成功して、爆買いも許せるようにお金持ちになりたい。

また新たな夢ができました〜🙆

ここからは悔いなく生きるのみだね。

 

なんつってPerfumeへ。

ぐるぐるゆーで乱れ打つゆー。またもやみんなが乱れ出す。3人それぞれを指差して腕が飛び交う。

そしてコールに関してはMAXボリュームでやらせてもらいましたし、悔いないほど高く飛べました!最高!

 

ゆかちゃんの「わたしのここが居場所なの」という歌詞にはグッと来たね。フォーってなったね。

ライブ会場の大きさじゃない。

どんな会場でもステージの上で「かしゆか」として歌い踊ってきた。いろんな景色を見てきたPerfumeかしゆか

そんなわたしがいる場所は「ここ」だって言われたらね。泣けるね。

俺の居場所もここだよ。Perfumeと共に生きるよ。

俺も本気だよ。

 

そして2月14日 

バレンタインデーに見るチョコレイト・ディスコ

幕張のFCイベの時に本当はやる予定じゃなかったのに最後の最後に突如セトリ入りしたチョコ。あのチョコも忘れることのできないチョコ。

 

でも今日のチョコは一味も二味も違った。

2・1・4の振り付けの揃い方。ディスコの声量。

 

マジで音楽聞こえなくなるくらいの声量で。

それをさらにあ〜ちゃんが煽るから限界点超えて、また喉がちぎれた。血の味がした。

きっと隣の人もそうだったろう。

 

お立ち台にあがるメンバーの姿。目に焼き付けるぞ。

3人が今日も楽しそうに踊ってる。

今日という日に来れた奇跡。

そんなことをラストのディスコループで思う。

 

目の前の3人、このフロアの700人、残念ながら今回来ることが叶わなかったあの顔やこの顔が思い浮かぶ。うれしくって幸せで涙ほろり。

最高の最高の最高な時間でした。

 

ここでとーやまさん再登場。

とーやま校長もおんなじこと言ってたね。

涙が出たって。

やっぱあんたのことが好きだ俺は。

いつか絶対どこかで会いたい。直接この話をしたい。

 

あと、YouTube最高って伝えたい。それはいつでもいいか。

 

そしてここで終わるのかと思いきや。。。。。

お み お く り お見送りがあるとのことで。。。。

もうマジ?なんで?よくわかんない。

もはや。どうして?

とおもったら、握手会とかをしたいけどこのご時世・・・ということで実現ならなかったのがなんとかこの形で実現をしたと。

もう・・・・すっご。なんこれ。というイベントが発生。

 

13日一瞬開いたTwitterのTLに表示された「お見送りって!?」というツイートを見てしまったのは事実。

何が何だかわからないから気にしてなかったけど、事前準備すれば手になんか書いたりいろんなことができたなって。

 

でもね、いつもアリーナクラスの会場でも確実に目が合うし、目が合わなくとも「想いを受け止めます!受け取りました!」って本当に気持ちぶつけ合えてるし、不満が一切ないの。

 

いざ、自分のお見送りの番までどうしようかな、何伝えようかなって色々考えた。

 

先行してかもしれない相談室かけてくれていたけど、正直頭に入ってこなかった。

 

自分の番が来て、長机を挟んで立っている3人はステージの上で見るより小さくて。

かわいい。きれい。

ステージの上から見下ろされることしか今までなかったけど、ゆかちゃんが気づいてくれて指差してくれて「お!ありがとね〜!」って言ってくれたし、あ〜のちにも手を振って目を合わせられてよかった〜全く話せなかった。けつの方だったからか、結構早々にはがされた。ありがとう!!!!としか言えなかった。

 

革命の日もそうだった。

 

いざ話せるってなったら、ありがとうが出てくるんだな。

 

もっと本当はいろんなこと話したかったよ。

でも、こんな経験できるなんて…

今日楽しかったなぁといろんな感情が瞬時に頭の中を駆け巡る。

 

リキッドの階段を登る。

スタンディングでたくさん跳んで、跳ねて酷使した全身を、一歩一歩引きずって。

今日が終わってしまったこと、3人に会えたこと、こんなにも最高なライブを体験できたこと、Perfumeへの愛がカンストして涙を堪えられず。

 

今日の日を共にした猛者たちが余韻に浸るロッカー前。幸せが飽和していた。

 

どんだけ泣くんよ!!!!って思ったし思われるだろうけど、うれしくてうれしくてうれしくて。

幸せが止まらなくてさ。感謝感謝でございます。

 

あの夜をもう一度。

戻りたい過去をPerfumeは作ってくれる。

自分の人生を振り返っても戻りたいと思えるのはPerfumeがいてくれるあの場所だ。

戻りたい過去は今もあの時まま明るい。

自分が塞ぎ込んでしまう時。

Perfumeはそっと自分が潜り込んでいる穴の出口を明るく暖かく包み込んでくれている。

そして自分らしく生きる術を音楽を、Perfumeという存在を通して教えてくれる。

 

自分は実生活では猛者なんかじゃない。

仕事だって自信はないし、お金持ちでもない。

 

ただ、Perfumeのことになると心明るく堂々としていられる。

マイメンTを着ている自分が好きだ。

ライブで汗かき、ほっぺたが痛くなるほど笑顔で全力でP.T.A.のコーナーをやる自分が好きだ。

 

これからもPerfumeと共に生きる。そう強く誓う。

Perfumeは俺らファンの未来を明るく照らしてくれる。

なぜならPerfumeの存在が太陽でありみんなを明るく照らしてくれる。

どうしても雲がかかって雨が降るそんな日もある。

日本も広いから東京で雨降る時に福岡は快晴だったりするしな。

平等に明るく照らされない時もあるけどね。

 

晴れたらライブ前後に会いたいと思う顔がたくさんいるのもありがたいなと思う今日この頃です。

年齢も、性別も、住んでるところも違うけどね。同じPerfumeを愛する仲間!

今度会えたら自慢するから!ほんと嫌なやつ!おれ!自慢させてくれ!あなたに自慢したい!まだPerfumeを知らないあなたにも自慢したい。

 

Perfumeの良さに気づいて、寝る間も惜しんでPerfumeの動画を見漁り、Perfumeファンのブログを検索してこのページに辿り着いた誰かの脳裏にこびりついて、このライブが憧れの存在になれば良いな。なるよな。こんなライブもう無いだろ!またやってほしいね!

 

そんな想いを込めて自分の体験記とさせていただきます。

 

この夜をもう一度!あの夜をもう一度!何度でも!

Perfumeは永遠に!!!!!!!!!!

 

 

REQUESTAGE2023におけるファンとアーティストの呼応

全身の筋肉痛も解け、世間は気付けばGW真っ只中。

筋肉痛の原因を思い出すだけでも顔が綻んでしまうような、そんな時間のことを綴りたい。

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FM802 SPECIAL LIVE 紀陽銀行 presents REQUESTAGE2023

 

このフェスが発表されたのは2月末のこと。

あの頃はまだ寒く、PLASMAの余韻も冷めやらぬ頃。(長くねぇか?)

ライブで「声を出す」という我々にとって日常を流行り病に奪われた3年前。

世間の流れは変わり、ようやく「声出し」可能なライブができる環境が整い始めていた。

 

我々Perfumeファンにとっては、もはや記憶に新しい”革命の日”があったから。

 

yoshimasapank.hatenadiary.jp

 

Perfumeも他アーも俺たちも毎日、一歩ずつ、少しずつ前に、時に後ろに下がる日もあった。それでも今日まで進んできた。

そんな日々を携えて、思いを携えて。

我々は、4月28日を指折り数えたのではないだろうか。

 

REQUESTAGEを前に。

リクエステージの特徴は、ラジオ局主催のイベント。

まさかのライブで観たい曲をリクエストできるんですね。

公式からの問いかけに対して浮つく我々。

「声出しできるんでしょ〜!!もうそれはエレワでしょ!!」

「いやー観たい曲・・・Sweet Refrainだろ!!」

「23:30」「おまじないペロリ」「Miracle Worker!!!!」......など、各々が好き勝手叫んでいたTL。(笑)

 

自分の胸に手を当てて考えてみる。

観たい曲なんて全部だ。

今回は他アーもいるフェス形式のイベント。

他のアーティストのファンにも伝わる曲・・・そして、このタイミングのライブで観たい曲・・・

Dream Fighterが頭に浮かんだ。

それからというもの。

全力で「さーーきまで!!!」と叫んだ、2019年の夏フェスのサウンドチェックの時のことを思い出す。懐かしい気持ち、楽しかった気持ちになった。

えーーーーDream Fighterに会いたい。

よしまさ on Twitter: "ライブでやって欲しい曲…これは多方面から考えて導き出す答えだね。声出し、アリーナスタンディング、他アー界隈にPerfumeの良さを伝える…そりゃアンドロイド&は育てて行きたいし、ハテナビトとかエレワとかPLASMAぶりに会いたい顔は思い浮かぶけどDream Fighterかな…!さーきまで!!つってな!" / Twitter

果たして自分のリクエストはいかに・・・・

 

Perfumeと他アーティストの融合。

会場に到着。いつもの仲間たちと”塩化”して、わちゃわちゃ喋り。もう楽しい。もう幸せ。

そんなことをしているとTikTokを撮りたいとFM802の公式スタッフ(イケメン)の方からのお誘い。

みんなで撮ったね〜!そういうの考えるの好きなんです〜!とか言って仕切ってごめんね。

PerfumePerfumeです!チョコレイト・ディスコ!はとても良かった。

 

久しぶりの大阪城ホールにまろやかに入場。

今回はスタンディングブロックをチョイス!もちろんスタンディング!らぶ!

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この日のオープニングアクト緑黄色社会

フェスやライブで何度目ましてのアーティスト。

俺・・・実はpeppeちゃんのことが好きです。本当に可愛い。(告白)

非常に強い力を持つバンドなんですよね。

陽の者って感じで、観る者に元気を配るような楽曲を奏でるバンドです。同じクラスにあの4人がいたら絶対行事強いと思う。

セトリもかなり大盤振る舞いのリョクシャカの美味しいところ全部入り!みたいな贅沢なセトリでした!声出しができない今までのライブでは「mela!」では「ららら・ららら!」って歌いたいのに声を出せなかったり、思うほどに自由に跳んだりできなくて。パフォーマンスは素晴らしいのに、ライブの経験になるとどこか不完全燃焼に終わっていたんですよね。

もうそんなことを2度と言わせるか!クソが!と言わんばかりの鬼セトリ。

声出し、スタンディングという自由を与えられた俺は曲に合わせて体が揺れる!飛び跳ねる!晴子さんの煽りに応えるようにシンガロング!

緑黄色社会のパフォーマンスが終わった時に感じた。

・・・・・これはやばい。後半まで持たんぞ・・・・・・・・・・・・・・

ステージ転換も、つなぎのトークもさすがDJ。流暢に時間を感じさせない。

というか、転換なども非常にスムーズで、非常に計算されているさすが20年の歴史を誇るイベントなんだと思った。それが仇となり、こんなにもはしゃぐ人間にリカバリーの時間を与えてくれないという!非常にハードなフェスとなってしまったのだ・・・・んもう!!責任とってよね!!!

 

そして始まるGENERETIONSさんのパフォーマンス。

出てきた瞬間感じる、中目黒の風(?)。一瞬にして大阪城ホールが爽やかで、おしゃれで、イケメンで、ワイルドで、オスの匂いがムンムンする感じ。

今回GENEさんのライブは初めてだったから、ペンライトを持って、フリフリの服をお召しになった、くるくるに髪巻いたお姉様方を目の当たりにして「おめえら!ライブ舐めんじゃねえぞ!」なんて思ってたけど、そんなGENEさんたちを舐めてたのは俺の方だった。

なんだ!あの楽曲の良さ!なんだあのパフォーマンスの素晴らしさ!?そしてライブの楽しさ!?!想像のはるか上を行って、飛び交う音、光を逃すまいとステージ上のイケメンと一緒になって踊ろうとする超絶異常独身男性!!

「どっちがバカになれるか勝負だ〜!!!!」って煽られたけど、申し訳ないけど俺の圧倒的な優勝だと思う。Perfumeを前にして体力をほぼ使い切るという

YMCAとか楽しすぎて意味不明だった。

AGEHAでもあーげーはー!の振り付け一緒にやったり!

そんな中、目の前にいらしたペンライトを持ったGENEファンの方々が、ステージの上のメンバーがこちらの方向を見るたびに「きゃぁああ💓」という自然的に滲み出る歓声を上げ、ペンライトを振る手が小刻みに震える症状が出ているのを目の当たりにして、こっちが泣いてた。

あーーーーーついに声出すのを我慢しなくていいんだ。心底ライブを楽しんでいいんだ。

こんなにも喜んでいる人がいるんだ。この人も一生懸命毎日を乗り越えて、今日この中の大好きな人に会うためにメイクも頑張って、服も選んできたんだろうな(ここまで脳内1.7秒程度)なんて思うと見てるこっちも嬉しいよね。

そしてGENEさんのパフォーマンスは秒で終わった。もう楽しすぎて意味不明だった。

上がる息、濡れるマイメンT、腰痛が生きてるということを思い出させる。

 

そして間髪入れずにまたもやgo!go!vanillasのパフォーマンスが。

後ろにいたバニラズのTシャツをお召しになったお兄様方が、平成ペインの振り付けを復習なさっている。バニラズさんのライブが初めての私は、これは一緒にやった方が楽しそうだと思い、そのお兄様にやり方をご教示願った。「へーせー ぺいん!指を合わせます!」3回ほど繰り返したところ、メンバーが定位置につく。そして始まる平成ペイン!!先程のお兄さんと一緒に飛び跳ねながら振り付けをさも昔から知ってます!みたいな顔してやる。こまけえこたあいいんだよ!スッゲー楽しいもん!

そして、エマが始まる。飛び跳ねる。飛び跳ねる。「〜さぞ盛り上がるでしょう!うっ!」のところでは誰よりも高く飛び跳ねてた自信しかない。サビでは飛び跳ねながら「おーおっおーっお!」なんて声出して!スッゲー楽しい😆😆😆

この辺から頭が本当におかしくなるくらい楽しかった。

めちゃくちゃに腰が痛かった。

 

そして・・・・ついに訪れる。

我らがPerfumeの出番が。

バニラズさんの後にステージ転換を行う。お立ち台を見つけて!?マカロニ!?マイクスタンドがない!Party Maker!?なに!?

 

なんて騒いでいると・・・・・自分の体に異変が。

 

 

「すーーーーーーーーーーーーーーとふらつく眼前」

 

 

「もしかして・・・・具合悪・・・・・い?」

 

 

「あ、酸欠からの軽い脱水だまずい。口の中の水分ない。あれ、唾液出てこない。」

 

冷静にアセスメントをする看護師の自分。

 

「こんなうどの大木がここで倒れて、優良な周りのお客様方に、スタッフの方に、Perfumeのパフォーマンス中に迷惑をかけるわけにはいかない。・・・・・・出るか・・・・どうするか・・・・・・・・・・・・」

 

と考えながらゆっくりと、お茶を噛むように飲みながら荒れた息を整え、タオルで汗を拭う。

 

会場から聞こえてくる「あああああああああああああーーーーーーーちゃーーーーーん」

「のっちーー」「ゆかちゃーーーーーーーーん」「👏👏👏👏👏👏👏👏👏」

自分の鼓動が早く多く打つ!!!!

思わず俺も叫ぶ。

「ああああああああああああちゃーーーーーん!!!!」

「おっ前ら本当に!!マジで!!!ここリクステぞ!!!」

 

転換の早いリクステはそんな我々の日常風景を飲み込むように暗転。ジングルMOVIEを再生。

ステージ上にPerfumeが現れるのであった。(爆)

 

はーーーーーああぁあああ!!!

俺も我慢ならずに声が出る。

スポットライトが当たる3人は黄色い衣装を纏い、全てが白く見えるほど眩く輝く。

 

あれ?さっきまでの体調不良はどこへ?

こんなことを感じていた刹那、

ポリゴンウェイヴのイントロが流れ出す。

 

スタンバイ・・・・GO!!!の号令も懐かしい。

大阪城ホールも半年以上ぶりに聞くポリゴンウェイヴにさぞかし「都会でしょって」気取ってた。

でも気づく。さっきまでの運動量はない。

 

Perfumeのパフォーマンスであんなに激しく飛び跳ねるのは・・・違う。

正確には見入っている。7cm切ったかしゆかの髪が舞う瞬間を、あ〜ちゃんがどこを見ているのか、のっちがどんな表情なのか・・・・

 

そんなことを考えている自分に10億ボルトの落雷が。

ワンルーム・ディスコのイントロが・・・・・!!!!!

脊髄反射で右手の人差し指を天高く突き上げる。

さっきのバニラズのお兄さんが反対にどうしたら?って聞いてきてくれた。

ディスコの「コ」を書くの!!!あとは自由にしてて大丈夫!!!!

そんなやりとりをして、いつもよりゆっくりと大きめに、そのお兄さんにワンコのサビを見せつけるように。

 

そして3人がやっと喋る。

いつもならここから30分近くはしゃべるであろう。

今日はそんな余裕すらない。

あ〜ちゃんがリクエストの曲をやると・・・話す。

かしゆかがしゃがむ。

?!!?

あ〜ちゃんが言う。

Perfumeで「Dream Fighter

 

3年前 夏フェスのサウンドチェックで流れてた曲。

もっと前。受験の時にこの曲を聴いて会場に向かったこと。

学校で、実習で嫌なことがあった帰りに聞いたこと。

 

PCubedでやったDream Fighterのこと。

2月26日のこと。

それから一緒に歩んだ今日までのこと。

走馬灯のように脳内を駆け巡る。

そのどれもがPerfumeにまつわることだけじゃない。コロナに振り回された仕事のこと、家のこと。

 

辛いこと、楽しいこと。

そのどんな思い出にもPerfumeの曲や3人が距離感は異なれど居てくれていた。

 

イントロが流れた瞬間それらが一気に蘇った。

自分でも驚くくらいだった。

 

現実に打ちのめされ、倒れそうになっても。

 

こんなにも涙が出るとは思わなかった。

周りの人もびっくりするレベルだと思う。

さっきまであんなにはしゃいでた人間がいきなりタオルで顔を覆って泣いてるんだもん。

とんでもないくらいに感動しました。

PPPHも、あんなに叫びたかった「さーきまで!」もままならなかった。

 

これを書いている今も思い出して涙が止まりません。(笑)

隣にいてくれた案山子さん・・・「涙も全部宝物!」って本当にありがとうございました。

この3年間の我慢や苦労が少し報われたような。そんな気持ちになりました。

 

なんて思っていると。。。。

まさかのGENEさんとのコラボが始まった!!!!

会場の温度がグンと上がるのがわかった。

 

もう立て続けに起こるめちゃくちゃなことに声も出ませんでした。笑

マジで度肝抜かされる最高の演出!じーーっと目の前の3人とGENEさんたちが織りなすパフォーマンスをしかと味わいました。

MMB(Make Me Better)では、やりたかった手をすりすり→腕組みの振り付けを一人でやってご満悦。最高すぎて思うように声も出ないYO!!!

 

なんて言ってたらこもり校長が今回のコラボについてご説明。

あ〜ちゃんが喋るごとに会場から湧き出づる「かわいい〜www」の声。

完全に西脇さんモードに入ってました。ええ、あれがうちのあ〜ちゃんです。よろしくお願いします。なんて思いながら申し訳ないけど上がる息、乱れた心拍数、全身疲労を可能な限りリカバリー!

 

 

・・・・・・する余裕もなくFAKE ITを大阪城ホールへお見舞いするPerfume

 

なんなのこのDEATHセトリ。

本気で殺す気か!!!!!! 

跳べ!!!!FAKE IT!!!(????)

 

んんああぁあああああ!!!!!

と叫びながら跳べる歓び。

これも声出し可能なライブだからこそ。

GENEとのコラボに沸いたDREAMERSの方が前の方に来たみたいだけどあまりにも飛び跳ねる俺を数回横目で見てた。ごめんね。これ通常運転。

 

からのまさかのP.T.A.のコーナー(Extra Short Ver.)

あ〜ちゃん 「今までライブでやってこなかった曲をやります」

俺ら「きたこれ 23:30(ネタ)」

あ〜ちゃん「みんないけるー?!」

俺ら「Sweet Refrain キタコレ!」

あ〜ちゃん「声出していける〜?!」

俺ら「あ、、ちゃうわこれ」

あ〜ちゃん「チョコレイト!」

俺ら「!ですよね!!!」

あ〜ちゃん「チョコレイト!!!」

俺ら「ディスコ っっ!!!」

 

そして始まるチョコレイト・ディスコ

この曲を3年間封印していたと語るPerfume

それはライブを大切にする3人が、声を出せなくなったライブではやらないと決めた曲。

声出しが可能となる、今日の日のライブのためであったのだろう。

 

その結果、大阪城ホールPerfumeのものになった。

バニラズのお兄さんたちもディスコ!!!って叫んで飛んでる。DREAMERSの方がペンライトを振りながらPerfumeに釘付けになっている。

これがPerfumeの持つ力だ!!!!

外向きの3人が笑顔でステージを去る。

俺らは3人の名前を叫びながら伝える。「ありがどおおお!!!!!」

DREAMERSの方々が俺のことをチラチラと見る。

だって、こんなにも最高の時間をありがとうでしょ!!

 

とか言ってるとアジカン大先生。

のっちさんからごっちさんにバトンタッチ。

ソラニンからのリライト

転がる岩、

君と言う花が聞けたのはあまりにも嬉しすぎた。

体力はもうなかったはずなのに全力リライトしたよねぇ。。。。

 

はぁああああああ楽しかったリクステ。

 

タイトルにも書きましたが今回のキーテーマとしては”呼応”を感じるイベントだったと思います。

声が出せると言うことはアーティストのパフォーマンスへ、観客である我々は感情を届けることができる。これまでアーティストの呼びかけに対して応える手段は拍手などのボディランゲージのみであった。それが声を使って!最高だぜ!のっちー!ごっちー!ゆかちゃーん!メンディー!晴子さーん!ディスコー!!と表現できる。

それだけではなく、ファンが聴きたいと言う曲をリクエストすることができた今回のイベント。ファンが聴きたい曲はアーティストへの想いだったりするのかなと思います。

そして、それを俺らに伝えたいと思ってくれるアーティストの愛。

今回はそんなファンの想いと、アーティストの想いを音楽を通して呼応し合う時間になったのではないでしょうか。また、GENEのファンの方々の「Perfumeの時間をもらってしまって申し訳ない・・・」Perfumeファンの「GENE最高すぎん!?マジかっけえ!!コラボ最強!」というやりとりが生まれる、GENEファンの方々の優しさにも触れることができた素敵な時間だったかと思います。

 

音楽ってのは最高ですね。

 

そして、最近Perfumeさんはロンドンや、スペイン。ちょっと遠くに行ってしまうのが寂しいと思っていました。そしたらLVもあるし、FCツアーもあるし。こんなに最高な時間を過ごすことができて安心しました。

この夏はフェス三昧。

もっと体力をつけようと言う思いもありますが、上手にペース配分して楽しむのが俺の課題です。笑

終演後会場を出ていつもの仲間たちが集っていて、グータッチ。

「最初っから飛ばしすぎよ?!」「すげえ跳んでたねwww」

でも無理だよ!こんな最高なアツいパフォーマンスたちを見せてもらえるんだもん!

その気持ちに応えたくなっちゃうよ。

もっとPerfumeのことを求めてもいいですか!もっとPerfumeに会いたいです!大好きです!

そして愛を!届けに行きたいです!!!!!

 

はーーーーーーーー最高です!!!!!!!!!!!

 

ここまで読んでくださってありがとうございました!!!

See You at The Next LIVE!!!!

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時の針を刻むために

Perfumeと生きる。

その想いやテーマをどう体現するか。

そんなことを考える日々に一筋の光が差した。

 

Perfume Closetから腕時計がリリースとなった。

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その情報を知った私はこの商品だけは絶対に手にしたい。

子供の頃に抱いた「〇〇するからこれ買って!」という交換条件を提示してまでも買ってもらいたいおもちゃができた時の気持ちを思い出すほどの物欲に駆られた。

 

それから時計を手にした時のことを想像した。

そっと慎重に腕時計をつけて、Perfumeの友達との集まりに行く自分。

普段よりジャケットスタイルキレイ目コーデで、チラリと左手首から覗くヤツ!

同じ仲間たちに向けて、そっと左手首を向ける俺。そしてみんなで腕時計の話で盛り上がる。

 

お呼ばれした結婚式。

普段着ないスーツに合わせるのは、もちろんこの腕時計。周りの人に気づかれなくてもいい。自分がこの時計を身につけているという満足感。

晴れの日に相応しいスタイルを引き立ててくれる腕時計の存在。

 

自分の中でこの時計をつけようと思った時。

きっと自分に自信がなかったり、Perfumeに寄り添って欲しいと思う時なんだろうな。

そっと左手首を見ればそこにPerfumeの3人がいてくれるような安心感。

 

そんなことを思った。

この時計があることで自分の人生がどれだけ豊かになるか。

 

先述の通り自分は普段からスーツを着る仕事でもなく、腕時計を着ける習慣もない。

かねてから、「大人になったらいい腕時計を持つ」という憧れのような目標が自分の中にあった。「いい腕時計」といっても名だたる高級ブランドのものではなく、シルバーの蛇腹の腕時計という漠然としたイメージ。

しかし就職してもすぐにその時計を購入するということはなく、優先順位のリストにも入らないくらいに時計のことは頭になかった。だってそこまでして欲しいと思う事がなかったから。

 

そんなことを言いつつも自分の中で時計に関する思いが加速する出来事もあった。

 

2年前の夏。祖父が亡くなった。

おじさんが「ほれ」と私に祖父の使用していた腕時計をくれた。

自分が憧れていた、シルバーの蛇腹の腕時計だ。

決して高級ではない。ホームセンターのレジの近くにあるであろう、クルクル回る架台に吊り下げて売っているような安い腕時計だ。

留め具の裏には土埃がついている。全体的に傷もついている。

農作業に勤しむ祖父の姿が思い出される。

その汚れを落としてはいけない気がした。

自分がその時計を持つということは祖父の思い、孫の自分に譲ってくれたおじさんの思いが込められている気がしたから。

(なんかいい話みたいになってるけど、決して高い時計ではないので、電池が切れてこの間気づいたら時計は止まっていましたけどね。笑)

 

そして自分に重ねて考えた時に、自分が生きた証はなんだろう。

まだ見ぬ自分の孫に残せるものはなんだろう。なーんて物思いに耽る夜を過ごしました。

 

販売方法を聞いて、ショックな気持ちになったのは今は昔。ここだけの話です。

平日11時から店舗、ネットでよーいドン。1000個限定の販売。

自分はわがままでどうしようもない小さな人間。自分がこの日に休みであったら、手放しで喜ぶはず。4月19日にポップアップショップの案内が発表されて、有給をとって現地に向かうことを決める仲間たちが素直に羨ましくてたまらなかった。同時に、自分はそれができない無力感。こんなにも時計を欲しいのに、購入するためのスタートラインにも立てない悔しさ、寂しさが強く押し寄せました。なんでそんなことするんだよ!ひどいよ!なんて、スーパーのお菓子売り場で寝転んで泣き喚く子供のように退行しそうにもなりました。笑

 

しかし現在自分の手元には、光り輝くとっても素敵な腕時計があります。欲しいPerfume Closetの腕時計を手にする事が出来ています。

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それは、仕事後に全力で急いでラフォーレ原宿に向かったから。

ラフォーレ原宿で現地の様子を開店から逐一報告してくれた、半公式中の人がいてくれたから。

ポップアップショップで自分に腕時計を試着させてくれたとてもお美しい店員さんがいたから。

統括さんがポップアップショップで腕時計を売ることを決めてくれたから。

時計を作ってくれた人がいて、運んでくれた人がいて、Perfume Closetコラボにすることを決めてくれて、、、、何よりPerfumeがいてくれたから。今の自分がこの腕時計を手にする事が出来ているんです。買うことができないと思っていました。本当に本当に感謝しかありません。関わってくださった全ての方へ感謝の気持ちを伝えたいと思います。ありがとうございます。

 

これだけの思いを今回のPerfume Closetの腕時計には込めていました。

紙袋に入れられた腕時計を手にする事が出来た時は本当に嬉しくて嬉しくて。目頭が熱くなるという経験を久しぶりにしました。

でも、ラフォーレ原宿で泣いてる異常独身男性がいたら通報されかねないですね。

ギリ泣かなかったです。

 

Perfumeと生きる」を自分が体現する方法の一つとして今回の腕時計があります。

でもこれはあくまでも、自分の勝手な表現ですし自分だけの世界の話です。

今回の腕時計を飾る人、毎日使う人、誰かにプレゼントする人、買わない選択をした人。

それぞれがPerfumeと生きている毎日があります。

 

今回の買い物は自分にとって、とても勇気のいる買い物でした。

でも、値段以上の価値がこの時計にはあると見出す事が出来ました。

そもそも値段云々ではない「思い」がこの商品には込められていると思います。

Perfumeがみんなの毎日に寄り添う」

そんなコンセプトから始まったPerfume Closet。

寄り添ってくれるPerfumeを感じるだけでなく、自分からPerfumeに寄り添っていきたい!と思います。

 

Perfumeと生きる毎日は、ファンの数だけそれぞれPerfumeとの距離感、生活スタイルがあると思います。Perfumeを好きなだけで、楽曲を聞くだけで、口ずさむだけで、3人の姿を見るだけでも幸せな毎日です。私が私自身をより幸せだと思える日々を実現するために、今回は腕時計をこんな必死になって求めました。

 

だってPerfumeのことが大好きだから・・・!!!

みんなもそうじゃんね。

それだけでも幸せ。

 

さぁ、この時計と刻む日々。

どんな未来が待っているかな!!!!!!

つづく!!!!!

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We Cubedってなんなの?

こんにちは おれです。よしまさと申します。

2月に入りましたね!

街中でもチョコレイト・ディスコがもうすぐ流れ出す今日この頃ですね。

さて、今日筆を取りましたのは、

 

来月予定しているオフ会のご案内というかご説明です。

 

We Cubedとは・・・?

 

 

 

このお二人と共同で企てた2019年9月21日に行われたオフ会でございます。

詳細は下記につらつらと・・・

続きを読む

僕だけのPerfume-9th Tour PLASMA-

 

手の感想が気になる今日この頃。

12月も半ば、街中のいちょうの木がハゲ上がり、時折銀杏の臭いがP.T.A.のコーナーでやったぎんなん♪の動きを思い出させる。その度にスイカ、浮き輪、サーフィン、ネットサーフィン、栗拾い、すすき・・・芋づる式にライブの記憶が蘇り、楽しかったライブの日々を思い出す。スーパーでもシャインマスカットなどぶどうを見れば長野公演を思い出すし、shinshinさんの袋ラーメンを見れば福岡公演を思い出す。まだまだPLASMAの余韻はひたひただ。

 

今日までの間にPLASMAツアーの思い出を振り返るべく、思いや体験記をブログに書き綴っていた。セットリストに基づき曲の感想や、演出の感動した点、それぞれ会場の思い出など。

数千字にわたって記載した。

 

が、終わりが全く見えない。

 

自分で読んでいても何を言いたいのか分からないほど。

 

そんなブログは書いても仕方ない!捨てちまえ!

 

投稿する前に全部消しました。

 

Twitter上にも様々ツアーの感想をまとめたブログを執筆なさってらっしゃる方々は多数いらっしゃり、そのどれもが感動する作品。ぜひとも皆さんにはそちらを読んでいただきたい。

 

そして気づいた。

自分の思いの大半はすでにこの記事に言いたいことを書いていた。

 

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よかったら読んでみてくださいな。

 

と言いつつも、仙台公演からさいたま、北海道、記載していない有明・広島・福岡・長野公演からもたくさんの思いをうけとり、PLASMAへの思いが公演を重ねるごとに強まった。

 

その中での自分の思いは改めて記したい。

 

奇跡の時間たち。

今回のツアーは8月20日〜11月6日までの3ヶ月の期間にわたって行われた。

世間的には予断を許さぬ状態であるも、ツアーが始まってからは感染者数や世間の状態が酷くなる事はなく、何よりも3人が無事に千秋楽を迎えることができた。それだけでも奇跡ではなかろうか。始まってみれば終わりが来るのは早い。思い返すのが難しいほど濃密で、一つ一つをもっと丁寧にたくさん味わいたいと思う3ヶ月間だった。

あ〜ちゃんは「奇跡に奇跡が重なった時間」そんな表現をライブの中で重ねてしていた。

それは我々ファンも含め"あの日"を経験しているから...なおのことであろう。

 

ライブがなく会えない日々を超えて行われた今回のツアー。この時世にライブができるという奇跡。今日もライブができる奇跡、Perfumeに会える奇跡。そんな奇跡を自分も体感することができて本当に良かったと心から思う。

 

これぞPerfumeのライブ。

PLASMAという第四形態に変化するPerfumeを目の当たりにするツアーとなるのか・・・!

とツアーの前には考えたりもした。

第四形態の答えが自分にもまだよくわかっておらず、Perfumeと自分が互いに影響しあって成長していくようなイメージを抱きツアーが始まった。

自分がPerfumeのライブを最後に見たのは年初のpolygon waveであり、会えなかった1年半の間にライブ体験というものが喪失し、ライブとはなんぞや、「Perfumeのライブ」ってどんなだっけ。そんなことを考えた時に、あのLEDのステージや演出が脳裏にどうしても残っている。最新のPerfumeは最高のPerfume。そのイメージであるが故に次はどんなド派手なステージングで俺らをPLASMAの世界へ誘ってくれるのだろうか。そんなことを考えていた。

会場に入ってみるとセンターステージから横へ伸びる花道、それだけだった。

もちろんライブが始まれば、センターステージを360度覆うスクリーンや、花道上に出現する掛け軸のようなスクリーン4つ。これらを駆使したパフォーマンスが新しくもあり、懐かしくも感じた。自分が初めて行った「JPN」のことを思い出す。

生身のPerfumeがステージセットから降り立ってきたあの感動。polygonの時に比べたらデジタル色が少ないライブとなったからこそ、これぞPerfumeのライブ!!と個人的には感じる雰囲気だった。

それもそのはず。第四形態という仰々しいテーマがPLASMAにはあるが、そもそもがそれってなんなん!というPerfumeと俺らがそれぞれ抱く解釈から始まった有明。そこから各地を巡る中で仙台①のような日もあった。公演を重ねる中で少しずつ、俺らとPerfumeの中で第四形態が見え始めて、ライブにも雰囲気が、その思いを共感しあえるような空気が毎公演それぞれ色を変えていっぱいだった。だからこそ複数公演に参戦する理由がそこにはある。

 

ネタバレ解禁という革命

今回のツアーではネタバレ解禁という革命が起きた。Perfumeも9th Tourになって初である。

 

しかし個人的には、すっきりしない部分も正直ある。

 

それはネタバレ解禁という新たな動きに対してではない。

 

ライブOfficialサイトには、注意の部分に「詳細な記載は控えるように」とネタバレ禁止でとのアナウンスがツアー開始前まで記載されていた。

 

だが、あるときにしれっと消えて・・・

 

有明二日目終了後のファンクラブ動画の終盤にてしれっと「あ!曲名とかなんでも言っていいからね。じゃ!またねー!」って3人からのメッセージで終わり。

 

うーん。なんと言おうか。

 

私はそのとき「寂しさ」みたいな気持ちを感じた。

今まで大切にしてきた一つの文化が変わる。

そこに対しては驚きがあったのも一つ。

 

それよりも…

そんなアナウンス、そんな言い方ある?!

何それ!?ということ。

 

さすがにひどいよ!

なんでそんなアナウンスの方法なの!

3人に言わせ逃げはどうよ、、、?

 

という中の人への怒りすら生まれた。

なーんでツアー始まる前と始まってから言うことが変わってるのかな・・・

それをそんな曖昧なやり方でいいのかよ!

かなり大事なことじゃないの!?

ネタバレOKって言ったってどんなこと呟けばいいんだよ!俺らはやり方を知らんわ!(開き直り)

 

Perfumeの3人の想いでネタバレを解禁したのか、どういう目的なのか正確な事はわからないが、あの日の夜にそんな悶々とした気持ちになり眠れなくなったこと。

ネタバレ解禁のメリットを考え、

新しい人にどうやったらPerfumeの良さを知ってもらえるのか・・・

TLのみんなで考えた深夜2時。

 

これまでネタバレ警察や、ネタバレ露出狂(?!)に怯えながら過ごしたツアー初日以降未参戦の日々も過去の思い出。その中で大切にしてきた自分のファーストインプレッション。仲間が未参戦だからと話の内容に気をつけながら過ごしたあの日々。あの日々を思い出にこれから第4形態に進むために・・・!

 

自分が選んだ道は今まで通り曲名を控えたライブの感想ツイートをすること。誰にも頼まれてないんだけどね。理由として曲名を含めたツイートで、新規のファンが増えることよりも、有明以降のPLASMAツアーに参戦予定の近しい友達たちの楽しみを奪ってしまうきっかけになるかもしれないという恐怖の方が優ってしまったから。

 

今回のツアー前半はなかなか勇気が出なかった。

なんなら札幌1日目が終わった夜にやっと曲名出してツイートした気がする。

 

その時に自分も考えた。いろんな人にPerfumeの良さをもっと知ってもらいたいと!

そう思った時に、自分ができる技でPerfumeの良さを広めていきたい!

自分がPerfumeを好きになった時のように、[Perfume]と検索してヒットしたファンのブログや、YouTubeTwitter各種SNSを寝る間も惜しんで読みあさったように、自分のブログもそんなファンになりかけの人の参考資料になれる一部になれたらなって。思ったりしたんです。だからもっとブログ更新したりしていきたいなと思っています。(ユルめの宣言)

 

ネタバレ解禁の恩恵は新規ファン獲得につながるだけでなく、俺らファンの中でも緊張感がなくツアー期間を過ごすことができたり、演出の解釈の知見が広がったりと様々な恩恵を受けることができた。とはいえ、10年来の文化の変化に心からついていくのは自分には少し難しかった。

そして中の方々はもっと上手なアナウンスはできたんじゃないか…と思いました。

 

楽しいだけじゃないのが人生。

Perfumeともどんどん語り合いたい。

時には語気強めにケンカもしたい。(???)

今まではPerfumeが提示するものは全て最高かよ!ってなってた全肯定派の自分が、Perfumeに対して意見をしたくなるくらいの関係性になってきたんだなって。ちょっと嬉しくもある。

 

そしてPerfumeもギアを入れ直して新たなステージに向かうように。

離陸した飛行機が雲を抜ける時のように、多少の揺れは免れないように。

俺らはPerfumeを取り巻く雲なのだとしたら、分厚く乱気流を生まない穏やかな雲でありたい。

我はそう思う。

これ以上厄介なファンにならないように気をつけます…。

 

ツアーを終えて。

今回のツアーを終えて、自分の人生を考え直すきっかけにもなった。

第4形態という次のステージに進むPerfume

自分は果たしてどうなのだろうか。そんなことを夜な夜な考える。

例えるならば、、、自分の周りの人たちは結婚をしてそれぞれの人生を進み始めている。転職をして、心機一転新たな環境で頑張っている。

特に子供が出来た友達や先輩のストーリーは子供の写真がほとんど。自分の人生の中心が変わるってこう言うことなんだなって見ていて思う。

 

自分はどうか。

 

Perfumeを追いかけて、最高の仲間たちとライブのために全国を飛び回る。。。。

最高な人生じゃないですか!?

誇らしくて仕方ない!!!

 

といいつつ、

ふとした時に遠くを見つめてしまう。

 

自分の人生。

密度濃く、自分が満足いくように生き抜きたい。

 

Perfumeと人生の半分過ごしてきた人生。

誇張抜きで、Perfumeと生きていく覚悟。

それを今回のツアーで決めました。

 

それはPerfumeの形がこの先変わろうと、この先自分が家族を設けてライブに行ける回数が減ろうと、Perfume仲間と会える機会が少なくなってしまっても、Perfumeと寄り添う人生を送っていけるんだって安心出来たから。

Perfumeのことが大好きだから!!

 

 

10.7 PLASMA宮城公演後半 革命の意味を考える。

 

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前編からの続きでございます。続きです。

以下よりPLASMAツアーの演出と、曲名の記載を含めた内容でお送りします。

ネタバレを避ける方はこちらのブログでお楽しみください

 

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名古屋公演での楽しい思い出です。暇つぶしにどうぞ。

 

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あ〜ちゃんの涙

あ〜ちゃんはPLASMAで空から舞い降りる時から泣いていた。

もうこれに関しては思い込みかもしれない。

 

自分の対面する位置にはかしゆかがいた。

かしゆかは凛と前を見据え降りてくる。のっちもそうだった。

 

2曲目のFlowでは、時折涙を拭う姿を見た。

 

あ〜ちゃんの涙はきっと、感極まった涙なんだろう。

 

そう思っていた。

 

再生のパフォーマンス後にあ〜ちゃんが語ったMC

一字一句覚えていないですが・・・・以下のような感じだったかと。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

今日はお足元の大変悪い中お越しくださりありがとうございます。

まさかこんなハプニングが・・・起こるとは。。。。

 

そこから今回の公演が声出し公演になるまでの経緯をあ〜ちゃんが説明してくれた。

その内容はP.T.A.のFROM Perfumeにてほぼ同内容で3人が揃って、あ〜ちゃんの口から動画にて当日に9分41秒で公開されている。動画を確認できる人は是非ともそちらから。

 

もともとは100%埋めるつもりでいたライブ。

32%しか埋まらなかった現状。

 

そのことを語るあ〜ちゃんの声が震え、

肩も震え、涙が止まらない。

 

その時どこからか声がした。

 

「がんばれ!!!」

 

今日は普段出せない声を使って、

客席からあ〜ちゃんを励ますことができる。

 

あの時声をかけた男の人。ありがとう。

素晴らしいタイミングだったと思います。

 

本来であれば恥ずかしくて、悔しい数字。

私たちの実力のなさ。

 

というような冷静に、過剰にも思えるほど、

厳しく自分達の事を表現をしていたことがあまりにも衝撃的すぎた。

 

しかし、会場の我々の空気はあ〜ちゃんにつられることはなく、

至って冷静にあ〜ちゃんの口から出てくる言葉を待ち構えていた。

 

 

 

あの空気は忘れられない。

 

しーーーーんと張り詰めるお通夜のようなネガティブな空気ではなく、

今日の日を絶対に盛り上げる、3人に悲しい思いをさせないぞ!

最高の日にする準備があの日の俺らはできていた。

俺らが固い表情ではなく、柔らかく微笑みながら挑戦する3人を見つめ、

Perfumeの全てを受け入れる。

 

そんな暖かな空気感であった。

 

想いあふれるMCであるが、

一緒に泣いていたファンは少なかったように見受けられた。

少なくとも自分の席の周りでは。

 

話の中でみんなに悲しい思い・ショックな気持ちにさせてしまった・心配をかけてしまったなど俺らに対する気持ちが真っ先に来ていることに対して、少し心配にもなった。

 

大丈夫だよ!!大丈夫だって!!!

 

もし、もっと距離が近くて人数が少なければここにいる32%+αの観客はそんな風に答えていた状況だったのではないだろうか。俺は2回くらい声に出した。

 

前編の終盤にも記載をしたが、手放しで声出し公演に参加できるということを喜べない気持ちはそこだった。Perfumeの3人が32%という数字に負い目を感じているのではないかということ。その部分が自分は心配だった。

 

いざあ〜ちゃんの口からそのことを聞くと、自分が想像している3倍以上は負い目を感じて自分たちのことを責めていた。自分たちが悪いと自己嫌悪になるだけではない。

 

その内容は「みんなのことをもっと考えられていたら・・・」というような自分本位ではなく、周りの人のことを考えた上での後悔や反省であった。

 

おいおい・・・・Perfumeさんよ・・・・そんなに俺らのこと考えてくれるなんて。

これ以上どうしたらいいんだよ。。。。

何も返せねぇよ・・・・・

そんなやりきれない気持ちにすらもなった。

 

3人がここまで前に進み続ける原動力。

それがこの謙虚さを持ち、常に満足しない挑戦する姿勢なのであると改めて感じた。

 

 

そしてこの宮城公演がなぜ、10月7日・8日だったのか。

これはこの部分のMCで話されたか?もう記憶が錯綜しているかもしれないが…

 

平日の宮城公演。

それはライブが世の中でも通常になってきた

昨今でもPerfumeにとっては初の試み。

 

いわば”挑戦”となったのである。

 

(会場のスケジュールの都合で土日がおさえられなかった、だからって…宮城だけ1日ってさみしいじゃん。って言ってたよな。)

 

32%しか埋まらない会場で、

32%の観客に対してPerfumeができること。

 

その日を特別な日にするためにできること。

 

それが声出し公演にすること。

 

そこからチームPerfumeは声出し公演に向けた体制を整えた。

 

 

そして今日の日。

2.26からの大きな一歩となる【革命の日】となる。

10.7のチーム分けは

 

革命。

かくめい!

 

俺らとPerfumeが革命を起こす。

この言葉で確実に会場は一つになった。

 

MC後からP.T.A.のコーナーまでのパフォーマンスは省略。

書き終わる頃にはさいたま公演がはじまってしまいそうなので。笑

 

マワルカガミでついに俺の涙腺も決壊

今日のマワルカガミ。

あまりにも特別すぎるのではないか。

Flowでも「あの日」から今日までのことを想った。

そのほかの曲でも今日の日を噛み締める。

 

でも。

マワルカガミあんたは別格だよ。

 

だいじょうぶ だいじょうぶ って言ってくれるキミの

声が 背中押して 今日だって ステージに立つの

みんなの輝きを浴び 天を照らす 音を鳴らす ホントは震えても

だいじょうぶ だいじょうぶって言ってくれるキミの

声が 背中押して 今日だって ステージに立つの


マワルカガミより

 

んぁあああああ😭😭😭😭😭😭😭

 

もう・・・・あえて文字にしないよ。文章にしないよ。

そういうこと。

一つ言えるのはどっちが光で、どっちが鏡なんだろうね。

これは一概に言えないと思うんだ。俺らとPerfumeの関係ってそこまでキテると思う。

 

声出しのP.T.A.のコーナー

四つ打ちが会場に響き渡る。

マワルカガミの良さがじわじわ効いてくる。3人が出てくるまでは涙が止まらなかった。

あ〜ちゃんの声を聞いて

「泣いてる場合じゃねぇ!」俺も自分で奮い立たせ

いえーーーい!!!と声を出し、リストバンドで涙を拭って切り替えた。

だって男のコだもん!!!!!!!!!(?)

 

ここまでの今日までのツアーでも変わらない流れ。

すでに仕上がりきってる俺らは、手拍子の気合いが桁違いだ。

人数に対しての手拍子のボリュームじゃない。

今までのツアー会場のなかでも音量的にみてdBは歴代最高レベルでは!?

あの四つ打ちの瞬間ですら楽しみきるぞ!

そんな気迫が会場を包んでた。

 

さぁーやって参りました!P.T.A.のコーナー!!!

このコーナーでは、体を動かしたり!

声を出したりして!

みんなと一つになっていこう!

そういうコーナーです!

 

あまりにも自然過ぎた。

あ〜ちゃんが今までのライブのように、

この部分の説明を流暢にするもんだから、

なんの違和感もなかった。

そうだよ!今日は声出せるんだよ!!

 

か!イエーーーイ!

く!イエーーーイ!

め!イエーーーイ!

い!イエーーーイ!

 

革命!

 

あ〜ちゃんの涙腺が緩む。

チーム分けの時には顎も震えてた。

もうお願いだからゆかちゃんとのっち!あ〜ちゃんの顎押さえてあげて!(?)

 

Perfumeのことは好きか〜!!!!!!これからも共に生きていくか〜!?

この魂の叫び。Pcubed 名古屋公演でもあったことを思い出す。

あの時から「Perfumeと生きる」を3人と共有できている喜び。胸と目頭が熱くなる。

そんな叫びから感極まったあ〜ちゃん

 

いくぜ 

 ぱぁてぃ めーかー(涙)

 

ここまで来るとあ〜ちゃんの涙腺はクラシアンでも修理不可能なレベルに。

それでも踊り始めると、凛として客席の一人一人を見つめ、指ハートや満面の笑みや手を振ったり俺らの気持ちに応えようと・・・いや、今日の日に集った俺らのことを少しでも楽しませようとしてくれたんだね。もう痛いほどに伝わるよ。もう目があったとかいうレベルじゃない。見つめあった。そして一つ空いた間隔。マイスペースはあくまでも1席分。それはわかってるけど・・・もう身体はとめられねぇ。それでも周りの方々にご迷惑にならないように、スマートにしてたつもりですが・・・絶対邪魔だよね。反対だったらハズレ引いたわ今日って思うもん・・・図体だけデカくてごめんなさい。

 

あ…あとPerfumeへの愛もデカくてごめんなさい!!!

それに関しては

心より深ーーーーーーくお詫び申し上げまーーーーーーす☺️✌️

 

カウントダウンライブを超えたエレワ

2018年12月31日 横浜アリーナで経験したエレワ。

紅白の中継でのエレワ。

俺の歓声も無事紅白デビュー。(?)

あの時の怒号に似たみんなの歓声と、恐怖すら感じる熱気。

中継が終わった後に周りの席の人たちとゴリゴリに泣いたこと。泣きながら拍手して、握手してありがとうございました!!ほんと最高ですね!!って言ったこと。これも一つの思い出。

 

シングルVer.のエレワのイントロが流れる。

会場内に覚悟を決めた空気と、歓声が上がる。

今日ここで声を出さずにどこで出す!そんな気迫が客席から滲み出てる。

 

さぁ!こい!俺らはいくらでも叫ぶぞ!

 

♪僕の手にひらりと〜

んんぬぉぁい! をい! をぉい! 

っヲイ!! ァッォヲイ!!

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3人がステージの上で嬉しそうに踊っている。その様子を目に焼き付けながら…

声帯がちぎれんばかりに声を出した。

声の出し方が正しいのかもわからない。

振りかざす拳は爪が手のひらに食い込むほどの力が入ってる。

肩も抜けそうになる程に、ステージに、3人に向けて想いを込めて・・・!

みんなで声を合わせて!!!俺らの声でのっちかしゆかあ〜ちゃんPerfumeの3人にするんだ!!!そして!!!俺らも輝くぞ!!!!

 

・・・・・・・気付けばSTAR TRAINも終わっていた。

 

惜しみない拍手。

会場にこだまする俺らの「ありがとう」の声。

ステージ上の3人が本当に神々しく光り輝いていた。

この会場が多幸感に包まれる。

 

気付けば3人が語り出す。

今日の日の感謝とPerfumeの掟を語るゆかちゃん。

今日の日をご褒美の日と表し、声出しなしのツアーでも寂しい思いをしたことない。みんなの気持ちが伝わっていたと伝えてくれるのっち。

今日の日はライブが始まる前は惨めな気持ちでいたと吐露し、最初とは違う涙を流しているあ〜ちゃん

 

Perfumeに人生をかけるというあ〜ちゃん

 

あ〜ちゃんの隣には、のっちとかしゆか

 

見えない場所には3人と円滑なライブ運営を支えるたくさんのスタッフの方々。

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アリーナからスタンドにかけて32%+αの俺らファン。

それらの人々が今日のこの革命を起こした。

仙台の外れにあるアリーナ。ここが革命の地だ。

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素敵な未来で生きていたい。

そう笑顔で歌い踊る3人が俺の人生の憧れだ。

性別を超えて、Perfumeの3人は自分の人生のお手本だ。

 

きっと3人だって、毎日楽しいことだけじゃない。実際に今日のライブまでの日々が自分には想像もできないほどに悩み、苦しい思いをしたんだと知ることができた。

 

しかし、130分のライブを通して、Perfumeは革命を一つ起こすことができた。

 

それは今日の日まで3人がひたむきに、挑戦することをやめなかったから。

どんな時も3人で肩を組んで、笑ってきたから。

その笑顔に、ひたむきな姿に、パフォーマンスの素晴らしさに、3人の人柄に、チームの団結力に引き寄せられて、Perfumeとここまで旅をし続けたから。俺らのことを導いてくれたから。

Perfumeに出会ってから数々の忘れられない経験をしてきている。

しかし2022年10月7日。この日のライブのことは忘れたくない。

いや、忘れることはできないだろう。なぜなら自分自身も参画した革命の日なのだから。

 

革命とは?

  1. 被支配階級が時の支配階級を倒して政治権力を握り、政治・経済・社会体制を根本的に変革すること。フランス革命ロシア革命など。

  1. 物事が急激に発展・変革すること。「産業―」「流通―」

  2. goo辞書より

 

そもそも革命とは何か。この部分を丁寧にしっかりと考える必要があると思う。

一つ目の革命。

声出しライブを実施した。

上記の革命の意味にぴったりであろう。忘れもしない2020.2.26のこと。

政府からのイベント自粛の流れを受け、中止となったP Cubed千秋楽。

あの日からエンタメシーンが変わった。

そこからのReframeTourにpolygon wave。Perfumeは時代に合わせたライブを行なってきた。生で対面でやるライブ。何にも変えられない最高の時間と体験の機会を作り上げてくれた。しかし声は出せない。そんな新時代のライブに、自分たちファンも適応し始めた今日この頃であった。10月7日のライブは宮城県・会場の50%未満であれば声出し可能というガイドラインに則って声出しが可能となった。それは32%という現状があったから。

 

2年前は国や社会の流れを汲んで、安心・安全を最優先した結果、中止になった。

 

今は国や社会の流れにのりながらも、Perfumeは32%の俺らに今日のライブを楽しんでもらうために「声出し公演」という公演にすることを選んだ。ファンが声援を送り共にライブを作り上げる。そしてPerfumeの「声出し公演」のライブが、感染者を出すことやトラブルなく成功を収める。それはエンタメシーンにとって大きな一歩、すなわち革命となるのではないだろうか!!

 

 

想いは届く

このライブを現地で体感したファンはあの熱量・感動は鮮明なものかもしれない。

自分のそれぞれの場所から応援をしていた仲間たちファンからすると、

今回の公演が「すごいライブ」「羨ましいライブ」という様な存在になり、

参加したファンとそうでないファンの中に、10月7日のライブに対して温度差が生まれてしまう気がした。理由としては、今回のライブに自分が行くことができていなかったら・・・どうなるのか考えることもできないほどに悔しいし、ショックが大きい。俺だって!革命に立ち会いてえよ!!ってなる。

 

しかし、お留守番組のみんなからはこんな声が上がっていた。

 

 

 

 

自分がいかに卑屈なファンなのか、先述した内容が恥ずかしくなるレベルだ。いつもこんな素敵なフォロワーさん方本当にありがとうございます。

 

 

 

1番の革命。私はこう思う。

 

距離を超えて本当にみんなの想いは届く。

開演前にTwitterを通してみんなとやりとりをする。

自分の温度も上がっているが、九州に住むフォロワーさん、関東、関西、海外からタイムラインを通してその熱気が伝わる。

誇張抜きでその人たちがアリーナの向こう側。会場の外でまだ入場していないだけで、外にはいるような感覚。少し歩いて、アリーナ入り口の階段のところね!って待ち合わせすれば、本当にその人に会えるような気持ちになった。

 

本当に不思議な感覚。

 

みんなの思いを託してくれ!っていつも言っているし、いつも託してくれた人たちのことをライブ中にちょこっと思い浮かべながら拍手したりする。

この日は仕事やそれぞれの都合で参戦しないことを決めた人も、みんなの”魂”が、今日の日まで貯めに貯めた「Perfumeへの愛」という名の”マイル”を使ってタダで会場に来ていたぞ!!!そんな感覚だ。

 

Perfumeには想いが届く。Perfumeの3人は我々ファンが思っているよりも、近い距離にいるということは頭でも理解しているし、実際そんな経験もたくさんしている。

 

曲を通して生きる活力をもらう。

インスタライブや、生配信を通してコメントを読んでもらってコミュニケーションを図る。

ライブのたびに目と目を合わせて、俺らに元気や勇気、生きる意味を与えてくれる。

 

10月7日はそれだけではない。

みんなの魂が本当にセキスイハイムスーパーアリーナに!確実に!絶対に!届いた。

革命の二つ目の意味

物事が急激に発展・変革すること

Perfumeと参戦の有無に関わらず俺らファンの関係性が急激に近づいた。

よりもっと親密なものになった!!!

 

だから10月7日はPerfumeファン全員にとって!Perfumeにとって!!

革命の日になったんですよ!!!

 

この日のライブに参加できてよかった。心底思います。

でも、10月7日のこの公演がPLASMAツアーの中で最高なもので終わるとは思いません。

残り4公演。さいたま、北海道が2日ずつ待っています。

その都度最高を更新し続けていきたい!!!

 

さいたまではたまアリでPLASMAの世界観がどう化けるのか。

チームPerfumeのPLASMAへの思いを受け取り、俺らのPLASMA、3人への想いを思う存分にぶつけ合いたい!!

残りの公演参戦できる人も、それぞれの場所から応援する人も!

 

また革命を起こしましょう!!

そして一緒にPerfumeを楽しんでいきましょう!

 

ここまで読んでくださった方。

本当にありがとうございました。